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2012年03月11日

3月11日

一年目の今日。

演劇活動センターでは、募金活動も兼ねたドラマリーディングが開催されました。
(ドラマリーディング:欧米では幅広く扱われている演劇の上演形態の一種です。戯曲を持って声に出して読む、いわば演劇のシンプルな上演の形です)

平田オリザさんや坂手洋二さんら、日本を代表する劇作家のみなさんが
この日のために戯曲を用意した、とのこと。

国籍を越えた11人のみなさんが出演。(おもに高校の先生たちだそうです)
3月11日



2011キジムナーフェスタで上演されたアンドロイド劇の続編。

主人(不治の病を抱えた少女)を失い、一人詩を読みつづけるアンドロイドに迎えが。

「仕事があるんだ…ひとがたくさん亡くなった浜辺があってね。」

3月11日

「そこで、詩を読んで欲しい…僕たち人間が行くことのできないエリアなんだ。」
「こんな私でお役に立てるなら。」




(英語だったので、内容は想像ですが)
3月11日

おそらく、あの日の、日本各地にいた人物たちの、それぞれの風景。




幼い兄妹の、沖縄の海辺での会話。

3月11日

このニモみたいな魚の名前は、ちいちゃんと、お父さんと、お母さん。

あたしたちが、いまこうやって、遠い沖縄でくらしているように、

もしかして、お父さんとお母さんとちいちゃんも、どこかでいっしょに暮らしてるんじゃないかなあ。

そうだといいなあ。





静かで、祈りに満ちた一時間でした。



Posted by わくわくらんど遊び塾 at 22:46│Comments(0)
 
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